変わりゆく景色
もうすぐ2025年も終わり。
今年は夏以降、何かとバタバタしてなかなかブログを書けずにいたのですが、やはり12月に入ってからは夏の忙しさを忘れるほど閑散としているので、久々にブログ書きます!健太朗です!
年内中に書く!と思っていたのでそこはなんとかなりそうです笑
正直なところ、夏が終わったあたりから書けそうなチャンスはあったものの、拓海が進んで書いてくれるものだから、そこにずっと甘えていたダメな先輩。。。と捉えずに後輩が優秀と捉えてください笑
しかし、あまりにもブログを書かなさすぎて、「ブログってどうやって書いたらいいんだっけ??」って感じになりつつも、ふと思いついたのですが、その内容があまり明るい話題ではなく。。。
でも記録として書こうと思います。
今年も昨年に続き、沖縄エリアにはまともに台風が当たりませんでした。
現地の人間からすると丸2年台風が当たっていないという感覚です。
そのせいもあってか水温が30℃を超えている期間が非常に長い上に、水温が下がり始めるのが遅く、僕の記憶だと10月第三週までは29℃以上ありました。
そういうことが2シーズン続き水中の景観はガラリと変わりました。
周知の通り高水温の影響で多くのサンゴの仲間やイソギンチャクの仲間が死んでしまいました。
感覚的にざっくりですが昨年は多くのサンゴが死に、今年は昨年の高水温期間を乗り越えたけど弱ったままだった多くのイソギンチャクが死にました。
そんな状況の中で、景色の変化が特に顕著にわかりやすかったのがマンタポイントのメインの根でした。
なので今日はマンタポイントの景色の変化についてのお話です。

「根の上いっぱいのソフトコーラル(トサカウネタケかな?)とマンタ」
今となってはすごく懐かしい景色のように思います。
この写真を撮ったのは2024年2月。まだ2年経ってません。
そしてこの写真の9ヶ月後の2024年11月に撮った写真が↓

ひと夏の高水温でこの根の上にあったハードコーラル・ソフトコーラルが共にほぼ死んでしまい、ガラリと景色が変わってしまいました。
ソフトコーラルが死んでしまう直前は淡い黄色でとても鮮やかでした。

死んでしまったソフトコーラルは時間の経過とともに骨片が剥き出しになり、崩れていきました。

ソフトコーラルの骨片はこんなふうになってるんだと初めて知りました。
他にもこういう状況になったからこそ初めて知ったことがいくつかありました。

そして現在。
2025年に入る頃にはほぼ全てのソフトコーラルが消滅し、そこから約1年が経とうとしていますが、今のところかつての景色に戻る気配は一向に感じません。
この根の景色は今後どんなふうに変わっていくんだろう??
また同じ種のソフトコーラルが根付くのだろうか??それとも別の種に入れ替わるのか??
もしかしたらこのままなのか、、、?

幸いにも水中の景観は変わってもマンタは変わらず来てくれています。
他のポイントでも景観は寂しくなったけど魚たちは多くいることは変わらず、久米島の良さはそのままです。
誰かに頼まれることも無いですが、海を観察し記録を残すことは現地ガイドの重要な役割だと思います。
これからも長い目で日々の観察を続けていきます。
久々に書いてみたら思いのほか、長文に。。。
今さっき僕が前回ブログを書いたのはいつだったか?拓海と調べてみたんです。
そうしたら、6/24、、、半年前。。。
まさかここまで書いていなかったとは、、、驚きました。
そして声を大にして言います。
拓海、いつもブログ書いてくれてありがとう。
気温:24℃
水温:23〜24℃
ポイント: イマズニ
☆装備について
船上:ダイビング後の船上が寒いです。ボートコートお持ちの方はご持参下さい。
水中:5mmツーピース or ワンピース・6.5mm
寒がりな方はフードベスト着用した方が快適です。
天候によってはドライスーツが快適な日も。
◎ガイドの装備
健太朗:上下ロクハン+3mm半袖インナー 峻・拓海:上下ロクハン
剛志:5mmワンピース+フードベスト





