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久米島ダイビング エスティバン

〒901-3108
沖縄県島尻郡久米島町
比嘉160-69

tel 098-985-7150
fax 098-985-7151

春の海

今日からダイバーのお祭りマリンダイビングフェアが池袋で開催されますね!
この週末はダイバーにとってのお祭りWEEK!
きっと大賑わいなことでしょう!

しかし、僕と拓海はいつも通り久米島の海へ。
今日と明日はマンツーマンでご案内してきます!

さてクジラが去ってからの春の海!
比較的低めの水温から活発になり始める生物たちが、日に日に面白くなってます!

「セダカギンポ産卵中」
3月頭頃からちらちら見かけるようになりました。
ギンポの仲間は、かなり繁殖期が長いので、久米島の場合は種類にもよりますが、真夏の一年で最も水温が高い時期を除いて3月~11月中旬くらいまでが産卵期になります。
セダカギンポの場合、ハナヤサイサンゴの枝の隙間に2匹で居るところを見かけたら産卵してます。
サンゴの隙間なので、写真は撮りづらいですが比較的紹介しやすい産卵シーンです!

「イシガキスズメダイの卵保育」
藻の中にある透明の粒が卵です!
久米島では一番見るんじゃないかな?ってくらいよく見かける「生物が卵を保育」しているシーンですが、今までで産卵しているシーンに遭遇したことがありません。
顔の周りが黒くなる婚姻色を出し、雌にアピールしているところまでは見たことあるのですが、いざ本番っていうのは未だ見れず。。。誰か知っている人いたら教えて下さい!
今年はこれまで潜ってこなかった時間帯を選んで、観察してみようと思っているので、遭遇したいシーンの一つです!

「クロソラスズメダイ産卵」
GWまでの閑散期は時間を見つけてはビーチエントリー!
普段は黒っぽい地味な体色なのに、婚姻色になるとガラッと変化します。
初めて見た時は図鑑と違い過ぎて違う種類のスズメダイだと思ってました(笑)

まだまだプランクトンも面白い!
海況が良さそうな明日以降は夜の海も行ってこよう。

このシーンはどう説明したらいいのかな・・・?
このアラビアハタゴイソギンチャクには立派な成魚サイズのクマノミペアとセジロクマノミのペアが居て、クマノミの方は卵を保育してました。
ただセジロは、ずっとクマノミを攻撃するような姿勢を見せていて、それに対してクマノミも卵の世話をしつつ、セジロを激しく威嚇していました。
サイズ的にはクマノミの方が一回り大きいので、クマノミの方が強いとは思うんですが、セジロも一歩も引く気は無い様子で。。。
クマノミが卵を保育しているってことは、元々クマノミが住み着いていて、そこに後からやってきたセジロがオラオラ言っているのか?それとも元々セジロが住んでいたのに後からやってきたクマノミたちに奪われてしまったのか。。。
どうしてこうなったんだ?と一人色々な想像を膨らませておりました。
一つ言えることはこんなシェアハウス嫌だなぁ(笑)

とまぁこんな感じで、毎日色々起きています。
これだから春の海は面白い。
連日お客様は少人数なので、じっくりご案内させて頂きます!


明日も明後日もダイバーのお祭りを気にしつつ。。。海に行ってきます!

健太朗

気温:25℃
水温:23℃

陸上はかなり暑い日が多くなってきました。水温も少しづつ上がってきているので、徐々に快適になってきてます。でも寒がりな方は薄手の羽織るものがあった方が良いでしょう。

昨日久米島を出発したばかりのもえこに早速今日電話しました(笑)
テレビ電話でMDFの会場の様子を見せてもらいました。
もえこありがとう。明日も明後日もよろしく(笑)


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