初夏の卵ハラスメント
ここ数日、風向きが北東、東北東など北側のポイントが使いづらい日が続いています。
シャドーケーブやトリノクチなどでは、スズメダイの仲間が産卵していたり、卵を世話するシーンをよく紹介させて頂いています!
特にシャドーケーブは至る所に卵、卵!!
守る姿や成長段階の違いが面白いので目につく卵を全てお見せしたのですが、これはタマハラに当たるでしょうか?(卵ハラスメント)
今日のブログは卵クイズ3本だてです。
まずはこちら。
最も観察がしやすいスズメダイ科の卵ですが、何の卵でしょうか?

正解はクマノミ(セジロクマノミ)の卵です。
産みつける場所がイソギンチャクの傍で見つけやすいですし、熱心に世話をしにくる親も併せて撮るとなお絵になります。
続いてこちら。紫がキレイなこの卵は何の卵でしょうか?

オヤビッチャだと思った方は惜しい!!
正解はシリテンスズメダイの卵です。
サンゴや岩の裏側に産みつけるので、少し見づらい、撮りづらいです。
ただ、かなりの数を産みつけているので裏側を覗けば頻繁に見つかります。
最後はこちら。 壁面にびっしりの卵です。

正解はイソスズメダイの卵です。
水深3mほどの壁一面に割と乱雑に、大量にうみつけられています。
遠目に見ても親イソスズメダイたちが卵の周りを狂ったように泳ぎ回っているので卵があるかは直ぐ分かります。
イソスズメとシリテンスズメ(オヤビッチャも)は卵の量が大量にあるからか、ダイバーが寄ると割と早いタイミングで隠れてしまうような気がします。(数産めば生き残れる戦法?)
親と合わせて撮るのは気長に観察しましょう!
一眼、ミラーレスの方はもちろん、卵はTGの顕微鏡モードが抜群に撮れるので、ぜひ挑戦してみて下さい!!
以上、拓海でした!!
気温:25℃
水温:25℃
ポイント:シャドーケーブ・ガラサー山沖・ナングチ
☆装備について
船上:梅雨時期はまだ肌寒いことが多いです。薄手の羽織るものがあると安心です。
海:5mmフルスーツ➕インナー、ロクハン
※ガイド陣はロクハンツーピース
(新しい5mmツーピースのスーツが届いたら衣替えしようと思っていますby 拓海)

