ヒラムシ
昨日から沖縄の近くに停滞している前線の影響で一日中大雨!!
昨晩から雷も鳴りっぱなし!
そして、一本目の途中、全く予想もしていなかったタイミングでカジマーイ(急に風向きが変わることの沖縄の方言)…。
ずっと海面に注目していたので、すぐに対応して事なきを得ましたが…、ヒヤッとしました。
そんなこんなで今日は、お客様とご相談の上、一本で終了…。
まだ海は潜れそうでしたが、雷雨の影響で水中も真っ暗だし、風向きも不安定なので、無理はしないでおこう…となりました。
さて!昨日出会った子なんですが、ぱっと見でお気づきの方もいると思いますが、「イボウミウシの仲間にそっくりなヒラムシの仲間」です。
擬態うまっっっ!!(注:本当に擬態なのかはわかりませんが…)
って、思った方いませんか?笑
僕は水中でちょっぴり感動してしまいました。笑
今回、初めて気づいただけで、普通にたくさん居る種類かもしれませんが。
調べたところ、恐らく、
「pseudoceros imitatus」ってのに似ているので、その種になるのかなと思います。
もちろん、ヒラムシの仲間は久米島にもたくさん居るので、普段はそんなに気にしていないのですが、この子はあまりにもイボウミウシそっくりだったので、お客様にも紹介させて頂きました。
他にも、ウミウシに似ているなぁって思うヒラムシは、出会ったことがあるのですが、この子は別格。
本当によく似てました。
触角はひらひらした体を折りたたんで作ってます。
しっかりウミウシの形や模様を認識していないと、ここまで似せることはできないだろうから、ちゃんと見えてるのかな?
ただ、ヒラムシに擬態する生物として、ぱっと思いつくのはアカククリの幼魚だったり、サザナミウシノシタの稚魚だったりと居るのですが、これは「ヒラムシの仲間には毒を持っている種類が居て、捕食されないようにするため」というのが一つの大きな理由のはずですが、そのヒラムシがウミウシに似ている…。
これはヒラムシがウミウシに擬態しているのかな?
今のところネットで調べてもわからないのですが、ウミウシもヒラムシも同じく毒を持っているはずなので、擬態する意味あるのかな??
かと言って、どう見ても似せている(擬態している)ようにも見えてしまう…
ヒラムシ側からするとウミウシの方が危険で不味いのかな?笑
って、色々と考えていたら、ヒラムシ図鑑が欲しくなりました!
ちゃんと勉強しよう!図鑑を買うことから始めよう!
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さ、明日こそしっかり潜ろう!
健太朗
気温:26℃
水温:24℃
ポイント:ウーマガイ
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